高性能のランプをより効率的に開発するために、図面段階でランプの特性予測と改善を可能にする独自のシミュレーションを開発し、短期間でのランプづくりを積極的に推進しています。

シミュレーション

ランプ点灯時に生じる様々な物理現象が理論的に考慮された、独自のシミュレーションです。
ランプ点灯時の電気特性、各温度やガス対流といった基本的な特性だけでなく、点灯時間の経過とともに生じるW電極の消耗による黒化の位置や照度の減衰など、ランプ特有の現象もシミュレーションすることができます。

Xeランプ点灯時のガス温度分布

当社では、主力製品であるランプを用いた応用製品への対応を目指し、日夜開発に取り組んでいます。機械・光学・制御設計を通して、ユーザーに優しい製品作りを目指し、改良・開発を行っています。

容器に触れない液体の混合装置

詳細はこちら<PDF:247KB>

 

世界に類例の無い技術です。それを可能にしたのは、独自に開発した極めて安定した液滴発生技術にあります。
その技術を使って、直径150μmの微小液滴を毎秒1万滴連続的に空中衝突させ、一つの液滴化に成功しました。
2液接着剤の混合や液体のカプセル化などが考えられます。
この技術はイノベーションジャパン2017(東京ビッグサイト)に採択されました。

容器に触れない液体の混合装置

光ハンダ装置

詳細はこちら<PDF:2000KB>

 

光ハンダ装置は、Xeランプが放出する赤外線を利用した非接触タイプのハンダ付け装置です。
ガルバノミラー機構により高速走査を行うため、幅広い形状に対応が可能です。
また、PID(Proportion Integration Differential) によるランプ光量制御を用いることで、さまざまな加熱温度および加熱制御曲線に制御可能で、あらゆるハンダ付け不良を解消します。

光ハンダ装置

ダイレクト露光装置

詳細はこちら<PDF:3000KB>

 

ダイレクト露光装置は、Texas Instruments社の0.7XGA DMDを用いたマスクレス露光装置です。
通常のアライナとしての機能のほか、中間調画像をデータとして与えることによりハーフトーン露光が可能であり、MEMS(Micro Electrical Mechanical Systems) の試作をはじめ、高周波用ストリップ線路・プリント基板の試作、露光データを毎回変更する必要があるタイトラーとしての使用など、幅広い応用が可能です。

ダイレクト露光装置

現代のランプメーカーでは、環境負荷の高い水銀を用いない革新的な代替光源の開発が求められています。当社では、様々な取り組みを通して、水銀代替製品の開発・露光代替技術の開発等を行っています。より身近にエコを感じてもらえる次世代製品の展開を図ります。

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